ステムベアリングのメンテナンス
ハーレーでツーリング中、ハンドルの戻りが悪いと感じたらメンテナンスの時期です。オーナーによって感じ方は様々ですが、ハンドルの戻りに重さや引っ掛かりを感じることがあります。
バイクは曲がる方向に車体を傾けると自動的にハンドルも曲がります。また、直線になると車体が地面に対して直立状態になり、ハンドルも自動的にまっすぐに戻ります。この時に重さや引っ掛かりを感じるのです。
停車した状態で前輪を浮かしハンドルを左右に切ると、真ん中に戻った時にカクンとなることもあります。走行中、フロントフォークは上下に揺れて衝撃を吸収しますが、その衝撃を受け続けるステムベアリングが摩耗すると、違和感を感じます。
放置するとハンドルが戻りにくくなり操作性能に大きな不具合を生じますので、ハンドルを切った時にカクカクやコトコト、カクンという違和感を感じたら、ハーレーの専門店やバイク専門店にメンテナンスを依頼しましょう。多くの場合は、ステムベアリングの交換で解決します。